アートと身体と人生と

☆祝3年☆ 

5月9日でオランダへ来て3年が経ちました!
5月から令和にもなって、自分の内側から大きな変化を感じるとともに、最近思うことをつらつらと…。

アートをしているのときの時間身体と向き合うときの時間、そして、それらの時間とともに自分の内側を眺め、自分の人生を視る視点が、どんどん深く楽しくなってきている今日このごろ。


ーアートの視点ー

例えば、ヘナアートで曼荼羅などの左右対称の模様を描きはじめるとき、集中力は一気に最高潮になり、一種の瞑想状態に入るのですが、少しでも集中力を切らしてしまうと、キレイな左右対称の円がいとも簡単にいびつになっていきます。しかし、一部に逆に集中しすぎて、全体を見れずにバランスを崩してしまうこともあります。

自分の視点のズーム機能を常に起動しておかないと、バランスを崩した状態で進んでいってしまい、最終的にはとりとめのない形で終わることになります。細部にこだわるズームインと、全体のバランスを見るズームアウトの機能を使い分けないといけないのです。
アートレッスンで教えて頂いている先生にも、たまに作品を離れて眺めてみることを言われています。納得です。


ー身体の視点―

次に、身体で例えてみます。

人は肩が凝っていると感じるときは、意識は少なからず肩にいきます。自分は肩が凝りやすい体質だから、マッサージは週1で必要だ!と半ば自分で暗示をかけてしまうと、必ず肩が凝るように脳がそうさせます。逆に自分は肩のが凝らない体質だ!と脳をいい意味で騙すこともできるということです。

肩が凝るという問題にフォーカス(ズームイン)しすぎて自分はいつも肩が凝るからそういう体質なんだ!と決めつける前に、少し肩の力を抜いて、肩こりは果たしてどこからくるのかズームアウトして考えてみるのです。
肩が凝るのは姿勢が悪いからかも?緊張しやすいからかも?食べ過ぎたからかも?もちろん、人それぞれに理由はあって一概には言えないですが、私が今まで診させて頂いた方々に共通していたこと…
もしかしたら、必要以上にがんばりすぎているのかもしれませんよ?それか、自分の中の常識に囚われすぎて、他人にイライラすることが多かったり、必要以上に無駄なストレスを抱えている可能性があります。
体質ではなく、その凝りはもしかしたら自分が作り出しているかも!?自分が間違ってなくても、「場」が違っているということもあります。そのときはその場所から離れることが必要です。

海外生活が長くなると、自分では当たり前だと思っていたことも全く通用しなかったり、信じられないこともたくさん起こります。自分の尺度だけで物をみていたら、ストレスだらけで到底身体は持ちません!相手のバックグラウンドや文化の違いを理解し、相手の物を考える尺度も理解することに大きな学びがあるのです。分かりあえなくていいのです。分かりあえないことを理解して、会わずとも共生していけばいいのです。お互いにLeave in peace  逃げたっていいのです。

今回は肩の凝りを例に出していますが、ほかの症状も然り…その症状には実は色々な情報が詰まっていて、体からのサインと見なしてみると面白いです。痛みに効くストレッチ動画も流行っているし、対処方法はいくらでも検索をかければでてくる世の中ですが、ではどうしてそこに痛みや辛さがでてしまうか?を俯瞰して考えられる人はまだ少なく感じます。

こうして身体の反応をズームアウトして見ることで、身体の調子の良し悪しを観察してみて、あぁ、自分はこういうことが好きで、こういうことは嫌いなんだなと少しずつ自分を理解していけます。そうすると、嫌なことは避けていけばいい話なので、身体が緊張したり、硬直する時間はなくなっていきますよね。快適ライフです!

もっと自分の身体の反応を信頼してあげてほしいのです。

ー人生の視点ー

最後に、人生全体で考えたらどうなるか?

何かを変えたいと思っていても、なかなか変われない、人間関係も何事もうまくいかない…
それはもしかしたら、ずっと自分のなかでいいと思ってやってきたことが間違っているのかもしれないし、自分よがりの考え方になってしまっている可能性があります。今まで信じていたものを疑うことが必要かもしれません。
だって今のやっていることを続けていたって変わらないのだから。そしてうまくいっていないのに、変わることをしない人は決まっていつも文句や愚痴を言っています。

長年生きていれば、人生、楽しいことばかりではありません。深い悲しみを一生背負うことを人生に課されることさえあります。胸が張り裂けそうに辛いときはなかなか立ち直れないときもあるかもしれません。しかしまだ人生は残されていて続いていくわけで。この先の長い人生をズームアウトしてみると、そういった辛い出来事は人生の一点にすぎないのかもしれません。

たったひとつの点にすぎなくても鉛のように重く、しばしそこで動けなくなることもあります。時間の経過とともに少しずつズームアウトしていけばいい…と思っています。

アートも身体も人生も私が思う共通して大事なことはズームインとズームアウトの反復=具体的に物事をみること、そして俯瞰することだと思っています。

最近の私はセラピストの仕事と並行して、ヘナアートやサステナブルをテーマにマーケット出店など、新しいことにもどんどん挑戦しています!

私は人の身体をDESIGN(問題解決)してその人のART(自己表現)を引き出すことをコンセプトにセラピストの仕事をやっていますが、なんだか、この大好きなアムステルダムという土地でそんな自分のやりたいこと、好きなことをやっている自分の身体がどんどん問題解決されて、Artisticになっていっている気もします!

ヘナアートは講師オファーも来たりしていて、先日はマーケット初出店で初めてモノが売れた感動を味わいました!

人生楽しくいきましょう!







1 個のコメント

  • […] そして、もともとヘナアートに夢中になっていたこともあり、もともとこんなブログを書いていたこともあって、特に興味を惹かれたのはアートセラピーです。自分の感情を客観的に把握するヒントはこちらのブログに書いてます。自分自身も数年前にキャパシティを超えた過度なストレス及び悲しみを背負ったときに色んな感情が交錯する中で、取り乱してしまった私のこころを救ってくれたものはアートだったのです。アートはセラピーだと確信が持てました。いや、これはアートに限らず、何かに没頭すること自体がセラピーだと思いました。 […]