整体×アントロポゾフィー

アントロポゾフィー医学を知っていますか?

アントロポゾフィー医学 とは?
“人智学、人間を身体、心、精神の統合されたホリスティックなもの(全体性)として捉え、各個人の生き生きとしたあり方を尊重する考え方。自然治癒力を高めること、ライフスタイルを改善してクライアント自身が自ら癒す姿勢に向かうことをベースとしている”

2019年末、わたしは初めてアントロポゾフィー(人智学)という言葉を知りました。ひょんなことからオランダで精神科医として活動しているケンさんとお会いすることができたからです。その方はドイツ生まれ、オランダ育ちの日本人でシュタイナー医学をベースとするアントロポゾフィー医学に基づき、養蜂、木工、農作業、アートなどを通じて、「ひとりひとりが人間としての輝きを取り戻す」ことを支援する活動を行っています。今や日本でも多くの講演をこなしていて、大忙しです。

オランダで唯一のアントロポゾフィーの精神病クリニックで働くケンさんにお誘いいただき、クリニックの見学にも行きました。

すべて手作業で作っています。
作りながら、確実に色々なバランスが整っていくのだろう…
ぬくもりを感じる色とりどりの糸
アートセラピーの部屋


空間や環境からアプローチし、人を癒す。五感をフルに使って、偏りを正中に戻す。ケンさんは白衣を着る医者の像とはかけ離れていて、あくまでコミュニティの一員として指揮を執っていました。

“環境がすべて”と思いました。生まれた素質よりも、環境やコミュニティによって人間形成も変わってくる…


このような活動をしている方にお会いできたこと、コミュニティがあることを知れたことは、何より光栄だったし、点と点が線になる感覚がありました。
何を隠そうこのアントロポゾフィー(人智学)はまさに私が10年間セラピストとして探求し、自分のスタイルやコンセプトを確立してきたものそのもので、衝撃で鳥肌がたちました。 bodydesigntherapy.com

私は医者ではないけど、今までセラピストとしてやってきたものが肯定されたようで嬉しかったし、さらに勉強して理解を深めていきたいと思いました。脳みそが喜ぶってこういうことなんだなぁと思いました。

そして、もともとヘナアートに夢中になっていたこともあり、もともとこんな
ブログを書いていたこともあって、特に興味を惹かれたのはアートセラピーです。
自分の感情を客観的に把握するヒントはこちらのブログに書いてます。

自分自身も数年前にキャパシティを超えた過度なストレス及び悲しみを背負ったときに色んな感情が交錯する中で、取り乱してしまった私のこころを救ってくれたものはアートだったのです。

アートはセラピーだと確信が持てました。いや、これはアートに限らず、何かに没頭すること自体がセラピーだと思いました。

こちらの記事にも興味深いことが書いてあります。

アートセラピーの定義は多様ですが、英国アートセラピー協会には「芸術を媒体とした精神療法」の1つだと見なされています。絵を描いたり作品を作ったりするものの、芸術のレッスンを目的とせず、創作を通して個人の葛藤や問題解決の助けにするという「療法」であり、イギリスではエドワード・アダムソンという芸術家が作り出し、精神病患者に対して行ったことを始まりとして20世紀中頃にヨーロッパ圏で広まりました。アメリカでは60年代から、主に障害を持った子どもたちやベトナム戦争から帰国した兵士たちに対し行われました。

アートセラピストは参加者グループに対して素材と方向性を指示し、参加者はウォームアップとして鉛筆・ペンキ・粘土といったありふれた題材の絵を描いていきます。その後はさらに、「私は完全に不完全である」といったようなアートを通して表現していくより抽象的なテーマが与えられます。ただし、参加者は古典的な表現方法について学ばず、言葉・シンボル・具体的なイメージを使用することも使わないように指示されます。「正しく描くのではありません」「私たちが行うことに正しいことも正しくないこともないのですから」

アートの経験が全くないストレスにさらされた人、虐待といったトラウマを負った人なども多く参加し、効果が得られているようです。

ロックダウンのさなか、ステイホームが叫ばれていたときは、芸術がどれだけ人を救っているのか改めて実感しました。そして、人間としての在り方、自然との共存、よりサステナブルな生活を意識させられました。

私もセラピストとして、サステナビリティを取り入れていきたいと思っていた矢先のことだったのでこれはもう、このアートセラピーに注目せざるを得ない状況でした。

実は半年前に購入していたこのセラピュティックアートのコース…この自粛期間中のタイミングに受講できて良かったです。

もともとは教員になるために大学に行っていたこともあるし、セラピストとして活動してきてもやはり、教育は大事と気づいたのもあるし、あらためて教育に関わりたいと思う気持ちが強くなっています。

“人はロジックでモノを学ぶのではなく、何か物事を理解していくときというのは五感を使って感覚的に膨大な情報やデータをもとにあとから自分でロジックを当てはめていく。

はじめから理屈やロジックでがっちり固めてしまうと、情報を盲信、遮断してしまいかねない。”     なるほど。

そして、自分の身体と心を健やかに保つために、ストレスを避けることも必要ですが、ストレスを受けても自分の中でうまくコントロールしていくこと。


アートはそれを手助けするツールなのだと実感します。

ではまた!

Tot ziens!

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