Stories No.11
オーストラリアのバイロンベイへ行って2ヶ月くらいのときのはなし。
語学学校に通いながらも、早く仕事を見つけたいと思っていた私は、まだ英語もできないのに、1つのマッサージサロンに突撃訪問して、私は世界一のセラピストになりたいと思っているから、仕事をさせてくれ!と言ってオーナーに自分の思いの丈をぶつけたときもありました(笑)行動力だけはあった私…今思うと恥ずかしいけど
語学学校に通いながらも、早く仕事を見つけたいと思っていた私は、まだ英語もできないのに、1つのマッサージサロンに突撃訪問して、私は世界一のセラピストになりたいと思っているから、仕事をさせてくれ!と言ってオーナーに自分の思いの丈をぶつけたときもありました(笑)行動力だけはあった私…今思うと恥ずかしいけど
オーナーはその熱意を受け取ってくれて、じゃあ、施術をしてみろと、チャンスをくださいました。
私はオーナーに対して、魂込めて施術をしました。
私が得意とする首の施術をすごく絶賛してくれました。
連絡先を教えて!忙しいときに働いてもらいたいから。
と言ってもらえました。
結局ここで働くことはなかったんですが、行動は起こしてみるものだと体感します。
地下にエネルギーの高いクリスタルが眠っているといわれているクリスタルキャッスル
次に、バイロンベイの街の各所にある掲示板に自分で張り紙をする作戦に出ます。
まぁぁなんとクオリティーの低いこと…
これでも当時は必死だったんです(笑)
こんなんで、施術を受けたいと思うかたがいるかなぁ?
と思っていた矢先、、、
意外にもけっこうSMSで連絡をくれる方や、直接電話してきてくれる方もいました。
電話に出て気付く…あ、、私、英語話せないじゃん(笑)
つっかえながら時間をかけて、予約を必死で承る私。
予約をしてくれたその中のひとり、オーストラリア人のAさん。
電話の声に覇気がなく、実際に会っても笑わないし暗い感じだし、大丈夫かな?という印象でした。
1回目の施術は、なんの会話もなく、特に話はしませんでした。といっても話そうと思っても、私は英語を話せなかったのもあるんですが…
左の肩甲骨がすごい凝っていて、左右差が強くあったのを覚えています。何か強いストレスを抱えている気がしました。
左の肩甲骨がすごい凝っていて、左右差が強くあったのを覚えています。何か強いストレスを抱えている気がしました。
何の話もできなかったけど、彼は施術がすごく良かったと思ってくれていたようで、定期的に施術を頼んでくれるようになりました。少しずつ、自分のことを話してくれるようになり、オーガニック食品店で働いていることや、ヨガに通っていることも教えてくれました。
私も月日が経つとともに英語が話せるようになっていって、Aさんと色んな話をできるようになりました。私自身もAさんとの出会いをきっかけに自分の成長を感じさせてもらえました。彼が笑顔を見せてくれるようになったのにも気付いていました。人の笑顔は人を元気にする力があると思います。以前あまり笑わない人だったなら尚更。
彼と出会って施術をし始めて1年くらい経った頃、突然彼は、ガールフレンドと別れたことを教えてくれます。
あぁ、きっと前々から関係がうまくいってなかったのかな、私はそんなことをふと思いました。
付き合いが長いカップルだったり、友達だったり、環境だったり、はじめは好きでずっと留まりたいと思うもの。
しかし、自分の成長とともに考え方や、チャレンジしたいことというのはどんどん変化していきます。変化に応じて、今の場所が居心地の悪いところになってしまうこともあります。
違和感のあるまま過ごしたり、何の魅力も感じなくなってしまったものに執着していると、身体にも異変が出てくるのです。
身体は嘘をつきません。脳みそでは、長年こうしてきたからとか、もう今更遅いなどと変化しない理由を探しますが、身体は正直なのです。大事なことは身体に聞いてみてあげるといいのかもしれませんね。
そう、大事なことを見逃さないためにも…
今は新しいガールフレンドと幸せそうです!
Tot ziens x