Stories No.8 ~歯医者さんが長年悩んでいた悩みとは?~


Stories No.8  

日本で働いていたときのお客さん。
週1でずっと来てくれていた40歳前半くらいのダンディな歯医者のNさん彼の悩みは首のつまりを常に感じているとのこと。
 

週1で来てくれているのにも関わらず、なかなか改善が見られないので私はどうしたらいいか悩んでいました。毎回のように首を調整しても、上を向いたときにひっかかる感じが抜けないのです。

 
私は発想を変えて、首につながる筋肉といえば. .?? 

歯医者さんの日常の動きといえば??

 
考えた結果、私は ”“ に注目しました。
歯医者さんは患者さんの口の開きを抑えながら、(常に指や腕力が入る)繊細に器具を操らなければなりません。
Nさんの歯医者には障がいを持った方も多く来られると話してくれたことがあります。私はそれをふと思い出します。
だからこそ、より力が必要になるときがあるのだろうと。

Nさんのおかげで、私の中でクリエイトされた新しい腕へのアプローチが完成したのです!

首よりも腕中心に肘の関節や、肩鎖関節、手首、指に至るまで念入りに施術する方法に変えました。

歯医者さんに限らず、私たちセラピストも腕の力をたくさん使います。全く筋力を使わなそうなデスクワークの方も、意外に腕の疲労から首や肩に辛さを感じることにつながることがあるのです。

 
筋肉は起始、停止を理解していけば、つながりを感じることができます。
 
Nさんに腕のアプローチをしたところ、劇的に首の状態が改善されたのです!!
それからというもの、Nさんとは色々なお話をして楽しい時間を過ごしました。
 
 
 
あるとき、彼が身体のこと以外の悩みを打ち明けてくれます。
話を伺うと、彼の歯科院で働くある若い女性の従業員の態度が気になるとのことでした。
 
どうやら彼女は化粧バッチリ、付けまつ毛バッチリで仕事をしているとのこと。
それで仕事がバリバリできればきっと何の問題もなかったのでしょう。

彼が不満なのは、それでもって仕事ができていないと判断しているところにあるんだと思います。

 
日本は仕事をする上での化粧はマナーだと言われます。

人によって化粧の程度はあるとは思いますが、私はもう個人の自由だと思っています。ナチュラルメイクであろうが、バッチリメイクであろうが、良い悪いはないし、正直私にとってはどうでもいいと思っています(これは問題?)

オーストラリア、オランダではあまり化粧がどうのこうの討論されることはめったに聞いたことはありませんし、日本にいたときは、自分の化粧についてどう思われるのか、周りのことばかり気にしていたことを思い出します。

自分に似合う化粧の仕方を追求したり、綺麗に見せるための工夫や努力は素晴らしいと思います。

 
しかし化粧をしていようが、してまいが、素敵な笑顔には敵いません。

私はそう思うのです。

Nさんの悩みも、きっと、オーストラリアやオランダでは、化粧のどうこうではなく、仕事ができるできないに焦点が向くのだと思います。

 
私もそのへんはよくわかりません。
みなさんのご意見をお聞かせください!
ちなみに私は気分が乗った日以外はあまり化粧をしません!(これは大問題?笑)
 
 

私が会社を退職するときに、さすが!歯医者さんならでは、たくさんの歯ブラシ、その他もろもろを頂きました!しっかりオーストラリアに持って行かせてもらいましたよ!本当にありがとうございました!歯は大切にします〜

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