Stories No.40 ~また会いたいと思ってもらえる人とは?~

Stories No.40  

 
日本で働いていたときのはなし。
 
 
最初の配属先、神奈川のサロンで働いていたときに新規の男性Kさんを施術させて頂いたときのこと。
 
現在彼は、新潟で働いていて、今は帰省のために実家の神奈川に帰ってきているとのことでした。
 
 
実はKさんのお母様もサロンにいらしていて、お母様のことはその当時の店長が担当していました。
 
 
Kさんは筑波大学出身の秀才で、学生時代はまさかの私の地元である茨城に住んでいたことがあるとのことで、話が盛り上がりました。
 
 
しかし、茨城には、もうほぼ行く機会はなく、行くとしたら同窓会があるときぐらいだと話していました。
 
 
神奈川に帰省をしたときには必ずサロンに来てくれていました。
来てくれていたと言っても、年に2回くらいなんですが(笑)
 
私は神奈川のサロンには2年しかいなかったので、トータルでも3、4回ってところでした。
 
 
その後は、地元茨城にサロンができるということで異動が決まり、Kさんにはそれを伝えるチャンスもなく、茨城でセラピストとしての再スタートとなったのです。
 
 
新しい環境で、地元のお客さんと関わることができて本当に嬉しかったし、店長になったときは、自分になかなか自信を持てずに後輩を戸惑わせてしまうことが幾度となくありましたが、この仕事が本当に好きで、ただただ一生懸命でした。
 
 
ある日、サロンに1本の電話が鳴ります。
土日の忙しいときでした。
 
 
 
あのKさんからです。
なんと、大学の同窓会で今茨城に来ているとのことで、施術を受けに来たいとのことでした。
はじめは信じられませんでしたが、とても嬉しかったのを覚えています。
 
 
わざわざ茨城のつくばのサロンに足を運んで頂き、久しぶりに施術を受けてくださいました。
 
私が茨城に異動したことは神奈川に住むお母様から聞いたとのことでした。
 
 
神奈川ではたった数回しかサロンにいらっしゃらなかったのに、わざわざ県をまたいでまた来てくださることに、感動を覚えると同時に、仕事をすることとは、人と出会うこと、人とコミュニケーションを図ることなんだいうことを感じました。 
 
 
 
 
 
セラピストとという仕事を通して、私はたくさんの人にと出会わせて頂いているんだと深く実感します。
 
 
セラピストとして、技術はもちろん大事です。
 
 
ただ、どんなに高い技術を持っていたとしても、どんなに素晴らしい資格を持っていたとしても、その人の醸し出す雰囲気や人間性に魅力がなかったら私はその人の施術を受けようとは思いません。
 
 
これはきっと、どの業界でも同じことなんじゃないかな。
 
 
だから私は、この人にやって欲しい!この人なら安心して任せられる!と思ってもらえる人になろうと思いました。
 
 
じゃあそうなるにはどうしたらいいのか、これからも常に考え、色んな人と出会って、色んな世界を見て、色んな経験をしていく次第です。
 
 
Kさん以外にも神奈川にいたときのお客さんがわざわざ茨城まで来てくれたことがありました。
 
 
担当していたお客さんはもちろんのこと、驚いたのが、担当ではなかったお客さんも…です(笑)
その方はとても忙しい研究者の方で、つくばにはよくいらっしゃるとのことでした。
 
 
私は今、アムステルダムで働いていますが、日本で働いていたときのお客さんが遊びに来てくれたこともありました。
 
 
Tot ziens x