変性意識へのトリガー

最近、私の中で変性意識が熱い!!

変性意識とは?

変性意識状通常の覚醒時のベータ波意識とは異なる、一時的な意識状態をさす。
人々がその体験を共有することも可能であり、社会学分野において研究対象となっている。
変性意識状態は「宇宙」との一体感、全知全能感、強い至福感などを伴い、この体験は時に人の世界観を一変させるほどの強烈なものと言われる。その体験は精神や肉体が極限まで追い込まれた状態、瞑想や薬物の使用などによってもたらされるとされる。また催眠等による、非常にリラックスした状態を心理学でこういうこともある。

トランスパーソナル心理学ではこれを、人間に肯定的な効果をもたらすものとして研究する。また精神疾患に対する有効な療法として、一時的にこの状態を患者に与える方法が活用されている。 

wikipediaより

人間は普段、顕在意識を働かせ、論理的な思考、判断をしています。
たくさん考えごとをしたと思っても、実際は脳全体の5%しか使えていないということはよく話聞くだと思います。
残りの95%は潜在意識とよばれ、感情、感覚、記憶、本能的な欲求を指します。

顕在意識から潜在意識にスイッチが切り替わるとき、まさに寝ても起きてもいないトランスの変性意識の状態になっています。

別にスピリチュアルな話をしたいわけではなくて、わたしはこの変性意識状態にものすごい可能性を感じているのです。変性意識状態こそ、特大の癒しの効果があるのではないかと思っています。

顕在意識→変性意識→潜在意識
変性意識状態になると、普段は自覚できていなかった微細な感情の動きや、身体の違和感、エネルギーが活性化して潜在意識にアクセスできるようになる。もっと自分の性格や心身のことを理解できるようになる。


マッサージ、トリートメント、セラピーを通して、セラピストもクライアントも変性意識状態、言葉を変えるとフロー状態、トランス状態、ゾーンに入ることができる特別な職業であるとあらためて実感します。わたしたちの役割はクライアントの意識改革でもあるんだということ。ことばで多く語らないけど立派な教育だと思います。


良いセラピストは存在を消す...

私が今まで出会ってきたすごいなぁって思うセラピストの方は、トリートメントの最中に消えてしまう。
心地よいリズムとロングストロークと深いリラクゼーションとともに、いつのまにか自分の身体と向き合い、自分を感じる時間になっていて、セラピストの存在すら忘れてしまう。

それを実感した日から、私もクライアントに対して、変性意識に至るトリガーをいち早く見つけ、いかに脱力してもらえるかを考えるようになりました。セラピストとして身体の状態をあれこれ伝えることよりも大切にするようになりました。

私の中で、日本人とその他の国籍の方で比べたときに、変性意識に至るトリガーが面白いくらいに違っている統計が取れてきました。
日本人のお客さんの多くは開始数分の頭(ヘッドマッサージ)で、寝息が聞こえてきます。早い!!!って毎回思います。もちろん悪いことではありませんよ。

その他の国籍の方は頭、首、肩、背中、腰に入ったところでだいたい変性意識状態になることが多いです。
国民性なのか、日本人は断然頭を使いすぎてる……脳と身体のバランスを取らないと、頭が重くなっちゃいますよね。私を含め、日本人は休み方を知らないなぁと…そんなときはいつも言いますが、身体をうごかすこと!


日常生活の中でも、私たちの意識は、ふと緩んだ時に、軽度な変性意識状態に入っていきます。

ボーっとしているときや何か趣味に没頭しているとき…
シャワーを浴びているとき、料理をしているときなどなど。
わたしたちは意外にもさまざまな機会に、軽度の変性意識の状態に、移行しているそうです。その意識の中で直観力や優れた創造性を発揮できたりもするのです。

逆に簡単に悪い方にももっていかれやすいそうなので、(犯罪なども一種の変性意識状態)いかに自覚して、変性意識をあつかえるかどうかが大事なんだそうですよ。可能性を生かすも殺すも自分次第!!

変性意識をうまく使って、癒し効果、治癒力をより高めていきたいですね!
自分の変性意識のトリガーを探ってみてください。

Tot ziens!







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