サステナビリティを考える

サステナビリティ(持続可能性)とは?

持続可能性とは、一般的にはシステムやプロセスが持続できることをいうが、環境学的には生物的なシステムがその多様性と生産性を期限なく継続できる能力のことを指し、さらに組織原理としては、持続可能な発展を意味する。すなわち、人間活動、特に文明の利器を用いた活動が、将来にわたって持続できるかどうかを表す概念であり、エコロジー、経済、政治、文化の4つの分野を含むものとされる。
経済や社会など人間活動全般に用いられるが、特に環境問題やエネルギー問題について使用される。
”(wikipediaより)


私が、2014年から2016年までバイロンベイにいたとき、‘サステナビリティ’という単語はいたるところで耳にしていて、日常生活の中からその実態を垣間見るどころか、バイロンベイはまるで街、生活自体に溶け込んでるようでした。

今となっては多くの 企業が一丸になってSDGs「Sustainable Development  Goals(持続可能な開発目標)」を意識するところが増えてきていますよね。





バイロンベイで月一で開かれる大規模なマーケットでは、コーヒーなどの飲み物の販売で紙コップをもらう代わりに自分でコップを持ちよったり、プラスチックラップの代わりに蜜蝋ラップが販売されていたり、手作りのオーガニックコスメが販売されていたりします。

自然由来のものを使ってモノづくりをしている環境がそこにはありました。

オーガニックときくと、その言葉が独り歩きして、添加物はダメ、化学物質はダメというように身の回りのすべてをオーガニックにしないといけないというイメージをしやすいですが、オーガニックに囚われるわけでもなんでもなく、肩ひじ張らずに自然にみんな当たり前のように社会やコミュニティに参加している感覚です。





バイロンベイの人々の中でのオーガニックは「人間本来の生き方」という解釈に近いです。 私はこの感覚がとっても好きでした。

また、セカンドハンドショップが身近にあり、使わなくなったり、着なくなったりした洋服や靴、かばんなどをお店に寄付し、お店側は安価に消費者に提供する。買い物をする人たちも、自前のカゴバックを持参していたり、エコバックを持っていたりして、プラスチックバックを見る機会も少なかったです。

ローカルのお店を大切にし、生活の中で環境問題のことと自分の幸せのことを積極的に考え、どう生きていくかをみんなそれぞれ深く考えぬいたうえで、ベジタリアン、ビーガンになる方も周りにたくさんいました。
みんな自分の中に哲学をもって生きている。その哲学に対して誰からも否定されないし、誰のことも否定しない。お互いのことを尊重しながら、雄大な自然とともにゆったりと時間が流れていました。


そんな中で2年間生活してきたので、どこの生産者からモノを買うか?を常に意識させられました。この商品は作り手のどんな思いがあるのか?このサービスをしている人はどんな思いをもってサービスを提供しているのか?

この商品を購入することによって社会にどんな貢献ができるか?買い物は一種の投票だと思うようになったのです。

作り手に思いがあれば、たとえ性格が不器用であっても、うまく言葉にできなくても、情熱は伝わると思うんです。そこには素敵なストーリーがあるんです。


これらのことを実感したとき、日本にいたときの自分の消費行動を反省すると同時に、当時ぼんやりと考えていた自分の理想の生活、および消費活動に辿り着いた感覚がありました。当時はサステナビリティという言葉は知らずとも。


そしてバイロンベイで2年間生活した後、オランダのアムステルダムに来たわけですが、ヨーロッパのサステナビリティ事情を知るに当たって、バイロンで経験した生活の知識の基盤があった上で、オランダ生活を始めることができたのはラッキーだったと思います。オランダで感銘を受けたのはこちらのタイニーハウスです。


オランダのサステナビリティ事情や意識の高さも素晴らしく、目を見張るものがありますが、特にスウェーデンは世界初のセカンドハンドのショッピングモールができているほど。何度か足を運んだことがありますが、新品のような商品も安価で販売されていたりして、とても楽しめました。

スーパーマーケットにもこのようなポスターが貼ってあります☟



スウェーデンのサステナビリティ事情の興味深い記事はこちら

記事の中でも述べられているように

スウェーデンでは、「Holistic Thinking」(ホリスティック・シンキング)という視点が広まっています。大局的な視点で全体像を考えながら実行しましょう、と。この考え方に立てば、人間も地球環境の一部であり、環境循環の一部です。日本ではまだこの視点が、なかなか見られません。

豆腐にしたって、一つひとつのピースは深く専門的だけど、広い視点がないんですよね。相手を思いやる気持ちにしても、目の前にいる人だけ。海の向こうの水不足のことや学校に通えない子供たちのことには関心が低い。

でも、生まれ変わりを信じる仏教などの価値観は、じつは環境循環と同じだと思うんです。だから、日本人にはもともとサステナブルな社会を実現する素養がある。その意味で、私は日本にすごく希望を見ているんです。

バイロンベイでも街全体がエコやサステナビリティの意識はありましたが、ヨーロッパ、特にスウェーデンではこれらの意識がとても高く、国全体に浸透している感じがします。

私が大局的な視点を持つこと、俯瞰して物事を見ることが大事だと気付けたのは、セラピストとして、お客さんの身体と自分の身体と向き合うことや、目の前の人を大切に思いを込めることを大事にしてこれたからであって、決して先ばかりを見ているのではなく、目の前のことに全力を注いできたこれたからです。

要するにお客さんとの出会いがなければこういった気づきはなかったということなので、改めてお客さんには感謝しかないです。そしてそのことに気づけた今、私は世の中に何を還元していけばよいのかを考えるきっかけをも与えてくれました。

このような考えにたどり着けたのも、目の前のこと、人を大事にすると同時に自分のことを深く掘り下げていく作業も徹底的にしてきたことも挙げられると思います。自分を深く掘っていったら、温泉が湧き出てどんどん身体の外に溢れてきた。そんなイメージ….

正直セラピストとして生きてきて、身体から派生してこんな考えに行き着くとは思っていなかったけど、何かをを追求していくと、このような視点をを持てるようになる上に人生を生きやすくするのではないかと思っています。

そして、時代の流れから大量生産、大量消費の時代はもう終わりを迎えていて、これからはいかにサステナブルな生活ができるか?に焦点がおかれるでしょう。私のこれからの事業は身体を緩めたあとの身体と心をずっと心地よく保つための環境づくりに移行していくことも視野に入れています。

身体と心をDESIGN(問題解決)したあとにその人の中のART(自己表現)を引き出して、それを保つためにSUSTAINABLE(持続可能)に生きる…私が思うにその先にはHAPPINESS(幸福)があるように思います。身体にも環境にも考慮した生き方、サステナブルな生き方をする人が増えてくる。食べるもの、身につけるもの、住むところを選び、より吟味するようになる時代…



また、こちらのデンマークのサステナブルショップの記事の中でハッとするポイントは

サステナブルな暮らしをするなら、本当は買わないのが一番いいんですよね。誰かが貸してくれるなら、それで済ますのがいい。買わなくてはいけないなら、まずは中古品がないか探す。そこまでした上でどうしても新品を買う必要があるなら、環境にも社会にも優しいエシカルな商品を選ぶ。モノを手に入れるときはこのプロセスで考えていかなくてはなりません。それが消費者としての責任だと思います

ブライアンさんがいうように、1番いいのは買わないことと言っているのと同じで、私達セラピストは物ではなく体験を売っているので、必要がないならマッサージを受けなくてもいいですよ、と言えるのが理想なのかなと思います。

言い換えるなら、友達や家族、パートナーとの信頼関係をしっかり築き上げること。信頼関係を作りやすいように、己を磨くこと。孤独に強くなること。
身体的に、精神的につらい時に身近に頼れる人がいること。マッサージに行くよりもそちらの方が大切なのではないか?と思います。究極をいえば整体やマッサージがなくても自分で自分自身の身体を丁寧に扱っていけるようになること。

それでもどうしてもマッサージ、トリートメントを受けたいというのであれば、安易にマッサージを頼んでしまうのではなく、自分の身体の理解度を深めつつ、本物のセラピストを選んでほしいと思います。

私も選ばれるために日々精進するのはもちろんのこと、身体から派生して、循環型社会を目指すために新しいことを始めていくことが次の課題になっています。

今年の4月から、私はセラピストとして活動して11年目になります。
日本、オーストラリア、オランダと渡ってきて思うことは、セラピストとしてこれからも長く活動するために、セラピストの仕事にもサステナビリティを取り入れる時期が来たのではないか?と思っています。

というのもコロナの影響で仕事ができなくなってしまった今、何か違う手立てをゆっくり考える時間があるからこそ、身体のサステナビリティおよび、仕事のサステナビリティを改めて考え、思うことを綴りました。
従来の私の仕事は直接人と人との関わりで成り立つ職業ですが、オンラインでも何かできないのか模索中です。この時期を生かして、新しいことを始めてみようと思っています。


ここ最近は、免疫力アップおよび体調コントロールのために、スムージー生活を始めてみました。2週間続いています!ブログにも書いています。
インスタグラムにもアップしていたら、アムステルダムでマッサージサロンを営んでいる方から、スムージーを売ったらどう?というコメントが来ました(笑)

あとは以前にもブログで書いたCBDオイルの商品化をすすめることかな。

オンラインで何かこんなことをやってほしい!とか、こんなことやってみるといいんじゃない?とか何か一緒にやりませんか?みたいなことがあればメッセージいただけるととっても嬉しいです。

早く平穏な日々を送れるようになりますように…

Tot ziens!







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