Stories No.21
当時のバスケット部の顧問の先生が私のために連絡を取り合ってくれたのです!本当に感謝しかありません…とにかく私は異色な生徒でした(笑)
もっとうまくなりたい…ただそれだけでした。
バスケットが上手な人達とバスケットができることが何より嬉しくて、たくさんの刺激を受ける中で、心身共に一段と成長しました。
手術をすることになって、大会には間に合わないことを知り、せっかくここまでがんばってきたのに…と絶望すると同時に溢れんばかりの悔し涙を流し、本当に本当に悔しい思いをしました。
近隣中学の地区でライバルだった子と一緒に茨城県代表になったこともあり、一緒にバスケットができることが本当に楽しみだったのに、それは叶わなかったのです。
その言葉に何度救われたかわかりません。
何度も辞めたいと思いました。
学生時代をどう過ごし、どう感じながら生きてきたかは、人それぞれ違うでしょう。
少なからずメンバーの誰もが、高校生ながらも実力の世界の厳しさを身を持って体験することになりました。
社会人になったら、学生時代の悩みなんか本当にちっぽけなものだったなぁと思わされるくらいもっともっと厳しい現実を目の当たりにします。
大切なのは才能がある、ないに関わらず、そこで自分のベストが尽くせたかどうか。こういった経験は決して無駄にはならず、この先の人生で必ず活きてくるのだと思います。
高校時代を共にしたバスケット部のメンバーの何人かはお店に施術を受けに来てくれました。Kはひどい生理痛を持っていましたが、施術したあとは生理痛がなかったと報告してくれました!
職業病を発症↓
スウェーデンで発表されているスポーツと知力の関係の記事も大変興味深いです。
『知力』を決めるのは「学習時間」ではなく、「体力」
私も本当にそう思います。身体を動かすこと、スポーツによる恩恵は知力だけでなく、人生において大切なことをたくさん学べると思っています。さぁスマホをおいて、身体を動かそう〜〜!!
自分自身のケガや、仲間がケガをしても何もできない自分に腹が立った経験があったからこそ、ケガをしないための身体づくりや、ケガをしたあとのケアの仕方に興味を持ったのは間違いありません。
捻挫はしょっちゅうやっていたし、完治していないのに、痛み止めを飲みながら練習に参加したり、試合に臨んだりしていたときもありました。身体に向き合う機会は多かったものの、ケアの知識は十分ではなかった自分を悔やみます。
スポーツ教育という目線で見るのならば、これからはただのスパルタや根性論で支配するような指導法ではなく、指導者とチームのメンバーとの信頼関係を大事に、技術の指導はもちろんのこと、体と心の両方のケアも重要になってくると思っています。
身体のバランスや調子を整えることこそ、スポーツはもちろんのこと、人生のどの場面においても最高のパフォーマンスを発揮できることにつながるんだと思います。
もちろんのこと、私は今の仕事のモチベーションにつながっています。
オランダでもバスケットができるといいな~!
Tot ziens x