BODY DESIGN THERAPY 2019年の5つの展望

30歳という節目の年からオランダで念願のフリーランスになってから、2019年、今後やりたいこと、力を入れていきたいこと、今後自分がどう在りたいか、今の気持ちを宣言したいと思います。

1.オランダ、ヨーロッパでRIE’sトリートメントおよび整体を発信!

海外ではShiatsuは知られているけれど、Seitaiはまだまだ…指圧よりもホリスティックなアプローチをしていく整体の良さを知ってもらいたい!
身体はもともと自然治癒力を持っていることを前提に身体と心へのアプローチ。どこにブロックがあるのかを見つけ、解決に促す。
セラピストが治すのではなく(私達は治せないから)、お客さん自身が自ら気付き、自分で解決していくサポートをしていく整体をメジャーに。

2.海外で活躍する日本人セラピストを増やしたい!

日本で活躍するセラピストさんはたくさんいるでしょう。しかし、世界は広い!!!
海外でセラピストとして働いてみたいという人の背中を押してあげられる存在になりたい。
特にオランダは英語が話せれば、支障なく日常生活を送ることができます。
日本、オーストラリア、オランダとセラピストとして、生活してきた私の経験からすると、人生一度でも、短期間でもいいので、海外で働いてみることをオススメします。

それはなぜか…国が違えば、当然文化も違います。しかし、私達同じ人間だし、体格の違いはあれど、みんな頚椎は7個、胸椎は12個、腰椎は5個!例外はあるかもしれませんが。
日本人だからとか、オランダ人だからとか、アメリカ人だからとか、そんなのどうでもよくなります。視野が何倍にも広がります。身体の見方うんぬんより、人の見方が変わります。人のどこを見ればいいのかわかるようになります。人の何が1番大切なのかが、わかるようになります。(私もまだまだ修行中ですが…)
そんな、グローバルな視点を持つ、そして1人1人の大切な身体を扱うセラピストという仕事に誇りを持つ人を増やしたいです。

フリーランスでセラピストとしてオランダでどのように生活しているのか、興味のある方に情報提供していきたいし、チャレンジできるフィールドをオランダで作っていきたいと思います。

3.アーティストとしての活動を増やす
これは、ヘナアーティストとして活動し始めて、考えたこと。
 
私はセラピストとして、癒しのイメージがあるようですが、私は人を癒したいと思ってやっている訳ではありません。
癒したいと思ってやっていると、結局、癒されたいと思う人が集まってくるので、共依存状態になってしまいます。私を含め、お客さんの身体のデザイン(問題解決)がはるかに遅くなります。
私は依存と執着が好きではありません。
その思いからか、昔に読んだ本の内容を思い出しました。それを2013年に、手帳に書きとどめておいたので紹介します。
 
癒しは自己責任が重要です。自己責任とはなんでしょうか?それは人に対しても自分に対しても正直であるということです。
自分に対して、正直で、誠実であり続ければ ’信頼’ がやってきます。自分を信頼することができるようになるのです。信頼こそが癒しにおいて大切なことなのです。
 
自分自身を信頼することは、傲慢やエゴとは違うのです。自分について良く感じられるというのが、深いレベルで自信があるということです。
人間の免疫システムと信頼するということには、深い関係があります。免疫力と幸せは結びついているのです。幸福感を感じている人は強い免疫力を持っています。
幸せと感じている人ほど、自分を信頼し、自信があります。そして透明です。透明というのは、内側のものが、外側に出ているということです。透明であれば人は自動的にリラックスできます。
 
結局は、癒されたいと思うこと自体が、自分の中の本当の意味での癒しを妨げてしまっているのかもしれませんね。
癒しは自己責任であるというのはなかなか考えつかないことですよね。私もそうでした…
 
自分に正直であるということが大事で、それが自分に対する信頼を生み、癒しにつながるんだと思います。自分の性格、考え方、人とは違うところ、自分の良いところ、弱いところ、どんな自分でも ‘信頼’  できること。
 
それが究極の癒しなのかもしれません。
それと同時に私が思うのは、身体のことを知ってあげること。身体はこころよりも正直です。こころの状態を代弁することすらあるのですから…
 
今の世の中、社会的にどうしても自分を人と比べたり、人を羨んだり、自分を卑下したり、そんな人が多いような気がします。いわゆる人目を気にしすぎるということ。
 
 
余計な事で気を病んで、人の評価ばかりを気にして、まるで自分自身を生きていない…
身体の状態が悪いことは、触らなくとも、カウンセリングで話す内容や、経緯を聞けばだいたいわかります。
 
色々な国籍の方を施術させてもらってきましたが、日本人がダントツで芯が硬い方が多いです。(Rie感覚)
別にそれが、良い悪いではなくて、私はただ単にもっと楽に生きる方法があるのではないか?と考えてしまうのです。
 
しかし、それぞれ生き方は自由ですし、どこで暮らそうが、誰と暮らそうが、何を信じようが、全くもって私が口だしする権利はありません。
ただ、人間は生まれてきた以上は、❛幸せになること❜ は必須なのではないかと思うのです。幸せを感じる為には、健全な身体、こころがあってのこと。
 
知らず知らずに、考えすぎてしまっている、なんてなかなか気付きませんし、ましてはそれが原因で身体を緊張させてしまっているとは思いもしません。私もそうでしたから。
 
セラピストと平行して、ヘナアーティストとして活動し始めてから、気づいたことは、頭をカラッポにして、無心になって集中して何かを行うこと…が自然と体とマインドをリラックスさせることにつながるのではないだろうか?ということ。
 
瞑想およびマインドフルネス、ヨガなどと近いのでしょうか?
 
“動瞑想” 
 
目の前のことにこころを込めること、ただただ、集中すること。
今に集中すること。これがこころの動揺やざわつきを緩和し、自分のこころのコントロールができるようになるのではないのだろうか?と思うのです。
 
私は、何かに集中したり、頭をカラッポにする時間を大切にしています。いつも何かをひらめくときは、この時だからです。きっとスポーツの類も立派な動瞑想なんでしょうね!
 
ヘナアートなどの誰でも手軽にはじめやすい、動瞑想のワークショップなどを行って、自分自身のカラッポ時間を作ることの大切さを伝えていきたい。こころは自分で整える!癒しは自分自身で作る!作れる!そんなふうに思っています。
 
4. BODY DESIGNチームを作りたい!

私は自分の会社名をRie BODY DESIGNとしました。
 
私は職業柄、身体への直接的なアプローチになりますが、身体を1つのエネルギー体と見る場合、トリートメントを受けて身体が整ったと感じても、その良い感覚や状態はその人のライフスタイルによって、長く保てるか否か、大きく関わってきます。そして自分自身で幸せをクリエイトできるかできないかにも影響してきます。
 
私はひとりひとりの大切な身体に触れて気付きを与える存在で、その他、食べ物、身につけるもの、着るもの、使うもの、住むところ、オランダ内ではもちろんのこと、国は問わず、それぞれのプロフェッショナルな方とつながって、大きなBODY DESIGNチームを作りたいです。
 
ひとりひとりの幸せを目指して世界規模のチームを拡大していきたいです。
 
5.BODY DESIGN プロダクトを作りたい!
 
また、個人事業主になって、マーケット参加もできるようになりました。Bodydesignチームとして繋がった方々とコラボして、日本、バイロンベイでのbodydesignに適った、体に優しいオーガニックプロダクトをオランダで販売したり、逆にオランダのいいものを日本、バイロンベイで販売したり。
もちろん、自分で何かを作ったりしたものも販売してみたいし!!
 
アムステルダムにはヨーロッパ最大級の露天市場とも呼ばれるアルバートカイプマーケットやその他マーケットが点在しています!ローカルの方はもちろんのこと、観光客も多い、このマーケットに参戦できればいいなと思っています。
 
何か、アイデアがある方、連絡お待ちしております。
 
そんなことをぼんやりと考えながら、30代に突入した私は一度きりの人生を楽しみながら、成長していきたいと思います。
 
いったい、人はどんな時に成長するのだろう?
初めてのことを思い切ってやってみるとき、緊張に打ち勝って達成感を得たとき、挫折から這い上がったとき…など上げればたくさんあると思います。
 
私はどんな時だったかな…
極限の緊張状態の経験としては、
 
・小学時代、陸上競技学校代表でリレーのスターターの位置についてのコールがかかったとき。
 
・中学時代、学校代表で出場した陸上1500Mの位置についてのコールがかかったとき。
 
・駅伝の選手として学校代表で出場し、スターターの位置についてのコールがかかったとき。
 
・膝の半月板の手術で、ひんやりした手術室に入って全身麻酔を打つとき。
 
・高校時代、バスケットのインターハイ予選決勝で、スターティングメンバーとして名前が呼ばれたとき。
 
・バスケの茨城国体選手として出場した関東予選、埼玉戦。一点差で負けていて、残り数秒でファールをもらい、フリースローを打ったとき。
 
・大学受験。
 
・整体サロン会社に入って初めてお客さんに施術をしたとき。

・会社の表彰式で壇上に上がったとき。

 
・オーストラリア、海外生活のはじまりのとき。
 
・はじめて、英語でお客さんに施術するとき。
 
・オランダ、スキポール空港に降り立ったとき。
 
・アムステルダムで仕事を見つけるために、訪れたマッサージサロンでのテストセッション。
 
かなぁ……こうやって考えてみると、私の場合、圧倒的にスポーツの場面が多いですね。
親に恵まれた身体をもらったからこそ、このような経験ができているので、改めて親には感謝しなくてはいけないです。
 
経験、体験のあとは何らかの感情、成果、結果がつきもの。大切なのは、結果の良し悪しではなくて、その結果をもとに自分がどう変化したかなのではないでしょうか?
 
それがあとあと自分で、あの経験があったから成長できたと思える思考や状態にできるように学び、行動していくこと。
 
やはり、年齢を重ねていくと、子供のときのように、胸いっぱいに感動することや、逃げ出したいくらいに緊張する機会というのは少なくなってきます。
そんな機会があるのならば、見逃さずに経験に変えていきたいです。
むしろ、そんな状況を自分で作り出していかなければいけないのかもしれないですね。
 
これからのRie Kawataに、乞うご期待!
最後まで読んで頂きありがとうございます!