Stories No.3 ～生理の神様～

2014年3月21日（春分の日）から私の、オーストラリアのバイロンベイ生活が始まって2ヶ月経った頃のはなし。

 

全く英語のできなかった私は4ヶ月間、Byron bay English language school に通っていました。

もちろん全く話せないわたしは、初級クラス。

バイロンベイを選んで本当に良かった〜と思いながら、英語の勉強もゆる〜くがんばっていた矢先、、違うクラスの日本人の子が、インフルエンザにかかってしまって、明日のクラスの遠足に行けないかもしれないという知らせが入ってきました…

私はバイロンベイに来てから、英語を話すのに必死で、仕事はしていなかったものの、やりたくてうずうずしていたのもあるし、何か少しでも力になれないかな？と思い、その子に連絡を取りました。

彼女が来てほしいと言ってくれたので、夜遅かったけど、自転車を走らせて彼女の住んでいるシェアハウスにおじゃましました。

 

セラピストRIE流整体で、背骨と骨盤を少しと、首を触らせてもらい、たくさん水分を取ってゆっくり休むように伝えました。

 

 

次の日、ほぼ完治 ! !  

 

 

しかも、3ヶ月来ていなかった生理も来た！

と報告してくれました。残念ながら、大事をとって遠足には行けなかったものの、身体の調子は良くなって良かったな、と思っていました。

 

すると、噂を聞きつけたその子のお友達も、生理が遅れているから施術をして欲しいと尋ねてきてくれたんです！

いや、おそらく生理が来たのはたまたまで、生理のための施術をしたつもりはないんだけど（笑）と言ったんですが、でもどっちみち、身体の疲れを取りたいからと施術を頼んでくれました。

すると、彼女も数日後に生理が来たというのです！！

私もびっくり！！

 

そうしたら、私と同じクラスの子も同じ理由で施術を頼んできてくれました。まさかもうないだろう…と思ったら、その子も2日後に生理が来たそうです（笑）

 

女性は慣れない環境に身をおいたり、強いストレスを感じるとホルモンバランスを崩してしまうことがあります。

 

それだけが原因ではないですが、私が診させて頂いてきた方で話を聞いて、生理不順になっている人は必ず、強いストレスを抱えていました。

人間はストレスを脳で感じます、すると、副腎がコルチゾールと呼ばれる抗ストレスホルモンを出して、たいていストレスは緩和されるんですが、毎日のようにストレスを感じ、さらには生活が不規則だったり、栄養バランスが偏ったりしてしまうと、副腎は疲弊し、抗ストレスホルモンを出せなくなっていきます。すると、常に疲労感を感じたり、朝起きるのが辛かったり、さらにはうつ病に…

 

と徐々に症状が出てきます。副腎疲労といわれても、まだあまり知られていない症状ですが、現代人はこの傾向にある人が男女関わらず、特に強いのではないか？と私は思うのです。

 

副腎からは50種類以上のホルモンを分泌する器官でもあるので、その中の性ホルモンの乱れから生理不順になる、というようなメカニズムとみています。

 

私も高校、大学時代、強いストレスからか、生理不順になった経験があります。今考えると、確実に副腎疲労だったのではないかと思います。

 

 

女性にとっては月1回訪れる、大切なデトックスの機会でもあります。女性は生理があることで、身体に溜まった重金属や老廃物を排出できるから男性よりも長生きする、とも言われています。

生理だからと憂鬱になったり、面倒だと思うこともあるでしょう。

健康のバロメーターとして、生理の期間を、女性として自分自身を愛でる時間にしてみてはいかがでしょうか。

 

そして最後に…

 

アムステルダムに住む日本人の方で身体が辛いのはもちろんのこと、生理が半年も止まってしまっているとのことで、身体を診させてもらいました。

その方も、施術の後、しばらくして生理が来たと連絡がありました。食事に誘って頂いたり、一緒に遊びに行ったりもしていて、なぜか、私と会う日に生理が来るという不思議なことが…

 

その方も定期的に生理が来るようになりました。

 

りえちゃんは生理の神様だね！と言ってくださいました。

今となっては、私の生理さんも穏やかにきちんと月1回来てくれるようになりましたが、学生時代は、とてもとても悩んでいたので、生理不順で悩んでいる方を見ると、なんとかしたいという使命感が強めに出てしまいますが、ご理解くださいm(_ _)m

Tot ziens!