先日、日本からアムステルダムに遊びに来ていたお友達と、第二次世界大戦中のオランダの歴史の話になり、以前から今度日本に帰るときは『夜と霧』を絶対買ってオランダに持ってこようと思っていた矢先、偶然にもそのお友達がその本を日本から持ってきていた、、、という不思議な偶然があり、そしてそれをプレゼントしてくださった!!!!
そこから改めて、どうしてこのような事が起こってしまったのか、人間とは??という疑問が沸々とわいてきます。
セラピスト、はたまた経営者として仕事をしていると、人間の感情や、心理学などの課題とぶつかることもたくさんあるので、人間理解という視点で探求をしたくなり、そのお友達から教えてもらった映画を一通り見ました。
私が住んでいるエリア(Plantage)は以前ユダヤ人が多く住んでいた地域でもあり、記念碑やミュージアムも点在しているので、そこをくまなく回りました。
観た映画一覧
・Wil
・Operation finale
・Riphargen
・Forgive us our trespasses
・The photographer of maunthausen
戦争の最中、自分の命を守るだけでも精一杯なのに、人の心を忘れず、リスクを顧みずに人を助け、匿い、優しさを忘れなかった人、はたまた人をだまし、金品を奪い、不幸に貶める人、、、、
表の顔、裏の顔。
様々な感情が交錯する中、自分がどう生きるか究極の選択を日々迫られるような環境、強制収容所に送り込まれた人々。
オランダに来た当初は恥ずかしいくらいに世界の歴史を知らなかったから、少しずつでも何か学べたらという思いがずっとあったので、お友達から夜と霧の本をいただいてから、人々が目をそらしがちな負の歴史をもう一度学び直して、今後の自分の人生や仕事に活かせたらと思っています。綺麗ごとのように言葉を並べがちだけれどもけど、ただただ知るだけで何か自分の中で何かが動く気がしている。
言語化ができるのか正直自信はないのだけれど、時間ができたら、これからもとにかく足を運びたい。
抵抗運動博物館☟
ここのミュージアムはナチス関係のミュージアムで私の中で一番おすすめ!!!
見どころがたくさんあり、インタラクティブな展示もあるので、余裕で3時間はいれます。
時間に余裕をもって来られることをおすすめします。
オランダの抵抗運動の活動を深く理解できます。奮闘した人々の物語に目頭が熱くなるいっぽいうで、そうではない人々もいたことが私の中ではショッキングでした。
映画のRiphangenでもそうでしたが、オランダにも裏切り者がいたこと。
Het Paroolはレジスタンスの中の一人が発行を始めたようです。
今でも健在ですよね。そんな歴史があったとは、、、
アウシュヴィッツの碑☟
聾者の碑☟
国立ホロコースト博物館☟
この博物館前には大きな石が並べられていますが、これは車での突撃および攻撃を避けるためだそうです。
Tot ziens!!!





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