合理的なオランダの国民性の考察

さて今回は、合理的といわれるオランダ人についてちょっと語ります。

 
私は○○人だから気をつけな、とか、○○出身だから注意した方がいい、とか先入観や固定観念を持って人と関わる人が好きではありません。

その人がどんな経験をしたのかは知りませんが、逆にそんなふうに言って注意を促してくる人の方が危険だったりするから厄介です。その国に長く住んでいる日本人だったりするから本当に気を付けないといけなし、そういう人とはなるべく距離をとっていこうと思います。

オランダ人と関わる中で、オランダ人は合理的だ!とか、ストレートすぎる!とかよく話を聞きますが、私はあまり気にしない性格なのか、それでこんな嫌な思いをした!っていうのは今までありません。逆に私の性格上、尊敬し、見習わなければ!と思わされることがたくさんあります。

1年前、まだ私がチャイニーズマッサージサロンで働いていた時…
ボスが出勤しない日は、空いている人が、タオルの洗濯をしたり、乾いたタオルをたたんだりしなければならないのですが、私はスポンサーVISAを出してもらっていた身でもあるし、率先して手伝っていたのですが、同僚のオランダ人はこれをやったって、サラリーに含まれないから私はやらない、本当は掃除だってやりたくないんだよね。私はマッサージだけやりに来ているんだ!
 
みたいなことを言っていたのを聞いて、私はまさに社畜日本人精神が抜けきってないのもあってか、マッサージ以外の業務もやるのは当たり前だと思っていたので、衝撃を受けました。
なるほど…そんな考え方もあるのか!!とたしかに一理あるなぁと。

 
そして、現在多くのフリーランサーが集う今の職場でも、マッサージが終わった後にクライアントに水かお茶を出しているのですが、私はマッサージだけやりに来ている!その他のことは、ここを管理しているボスがやるべき!
 
という主張をするオランダ人がいました。こういうところが合理的と言われる所以なのでしょうか?
 
しかし、ビジネスセンスが乏しい私からすると、こんなふうに割り切って仕事をすることはすごく大切だと感じます、特にフリーランスはね。私はまだまだ修行が足りないと思うばかりで毎日学ぶことがたくさんあります!
フリーランスとしてしっかりやっていくっていう意味でも、オランダに来てよかったのかもしれません。
これからも精進します!
 
 
Ciao!