オランダのサウナ事情②

 

以前にオランダのサウナ事情というブログを書いて、何気にその記事が1番読まれていることを知りました。なぜかと思ったら、最近、若者の間で”サウナー“という言葉が流行っているらしく…?!

私も十数年前からサウナーだったぞ!?と思うと同時に、そんな言葉が日常に出てくるくらいに、サウナを身近に感じるようになったのではないかと嬉しく思っています。 

そんなわけでオランダのユニークなサウナ事情第2弾を書いていきたいと思います。

その前に…改めて、私のサウナおよび温泉好き度を知ってもらいたく、自己紹介をします。

ちょうど私が高校生の頃に岩盤浴というものが流行りだし、そこからまず岩盤浴の虜になり、温泉も大好きになり、当時付き合っていた人と温泉地巡りをしていました。温泉が好きすぎて、「温泉ソムリエ」という資格も取得しようかと思っていたくらいでした。

今まで行った温泉地は…

登別、阿寒湖、知床、湯の川、繋、箱根、草津、鬼怒川、河口湖、稲取、道後、由布院、黒川、別府

繋温泉⇩

湯の川温泉⇩

稲取温泉⇩

由布院温泉⇩

日本の温泉すべてを制覇したわけではないですが、行った中で1番良かったのは熊本の黒川温泉です⇩ほぼ貸切でした!

私がサウナや温泉にハマった理由は身体が温まると気持ちいい上に、デトックス効果があるというくらいであまり意識をしたことがなかったのですが、どうやらサウナーの方の意見としては ”ととのう“ かららしいです。

ととのうとは一体どういうことなのでしょうか?

日常のさまざまなストレスや仕事の疲れで緊張しがちな身体のリズムを司る自律神経がととのい、リフレッシュできるということなのだと思います。疲れたときに少しの時間、普段の喧騒から離れて、自分の身体と向き合い、身体をリラックスさせる上にメディテーション効果もあるということをサウナーの方たちは理解しているのだと思います。私も無意識にそう感じていたのかもしれません。納得です!

しかし残念ながらオランダではほとんどのお家にバスタブがなく、温泉もありません。日常でゆっくりお湯に浸かるということがまったくできないのです。

先日、アムステルダムでの日本人のお客さんとの会話で、家探しの第一条件はバスタブがあることだった!と言っていた方がいて思わず拍手を贈りました(笑) 切実に日本の温泉が恋しい今日この頃…

さて、オランダでも時間があるときはせっせとサウナに通う日々ですが、日本にいた時は私の中でのサウナおよび温泉のイメージは、”ひとりの時間を楽しむ” ものと自分の中で認識していました。

日本の温泉の女風呂や岩盤浴で誰かと話して仲良くなるなんてことはまず皆無でした。

しかし、ここオランダでは少し違った環境があるように思います。

こちらのサウナの中では見知らぬ人同士でもすぐにおしゃべりが始まります。私と二人きりになったフランス人のおばちゃんは歴史を語りだし、インドネシア人の方には家でご飯に誘ってもらい、中国とモロッコの方には褒めちぎられ、スリナム人の方とは名刺交換まで(笑)

私はサウナに入るときに、他の方が先に入っていたりするときは、他の方のリラックスタイムを邪魔しないように静かに参戦するのですが、中にいる人ですでに話が盛り上がっていたりします(笑)もちろん静かにくつろいでいる人たちだけのときもありますが、おしゃべりしている人たちと出会う確率の方が多い…

驚くことに、中に入ってくるときはHi と言ったらどう?最低限のマナーよ?!とお叱りを受けたこともありました。はたまた私たちのおしゃべりがうるさくてあなたの気分を害してない?と聞いてくる人もいました。ちなみに私はサウナでは自分の世界に入り込んでしまうので、人のおしゃべりがまったく気になりません。

色々な価値観が交錯するオランダのサウナ…おもしろいです。

今は臨機応変に対応しています(笑)

ぜひみなさまのサウナエピソードを聞かせてください〜!







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